三分間モノローグ

日々の記録

いつか思い出と名付けて遠くから眺める事になる日々に

えば、諦めのいい子供だった

 

自分に都合のいい嘘をついて折り合いをつけるのが上手いのだ

だから今まで誰とも喧嘩をした事がないし言い争いもしない

感情的になる人間を少し小馬鹿にしている節さえあった

 

小さい頃の記憶で思い出すのは両親と過ごした時間ではなく当時家にいた住み込みの家政婦の人たちと遊んだ日々だ

思えば彼女たちが私が我儘を言える唯一の人たちだったのかもしれない

 

今までずっと、親に怒られないよにはどうしたら良いかを考えて、ビクビクと怯えながら生きてきた

そうするうちに自分という個がどんどん無くなっていく感覚があった

 

私は大きな挫折や失敗をした事がない

自惚れでしかないのは重々承知であるが、今までの人生はそこそこ上手くやってきたのだと思う

それなりの努力をすればまあまあの結果がいつも付いてきて、大失恋もなく、そこそこの大学を卒業し働かなくても家のお金で一生生きていける

 

いまはゼロだ

マイナスではないにしてもゼロだ

 

でも思ったより悪くないと思った

これは見栄でも意地でもなく本当に思っている

 

信じられないほど身軽で清々しい気分ですらある

 

私はもう、そこそことかまあまあとか辞めようと思う

いつも詰めが甘い

良いところで手放してしまう癖がある

 

やるならとことん、だ。

絶対納得いくまでは諦めない

自分の頭で考える、他己評価はクソなので気にしねえ

 

クッソたれが、お前の人生だてめえでなんとかしろ

 

頑張ろう