三分間モノローグ

日々の記録

4/4

なんとなく思い出した。

そう、あれは5年前の4月4日だった。

 

 

 

 

約束の時間よりだいぶ早く来てしまった私は買ったばかりのちょっと良いカメラを片手にお店の近くの桜を撮りつつ暇をつぶしていた

 

・・・

「ーーーーじゃあ面接日は4月4日でいいかな?」

「はい、大丈夫です。」

「あっ」

「?」

「ぞろ目だね〜。きっといいことあるよ」

・・・

 

先日の電話の声の持ち主とはまだ会えていないけど、

もう分かる。この人絶対いい人だ。

 

もうそろそろ時間かなそう思いすこしドキドキしながらドアを開けた

「はじめまして、会えて嬉しいよ。」

 

初めて顔を見る。ほら、やっぱりいい人だ。

そう思った。

 

これが始まり。